






ミハイル・ラリオーノフ(1881〜1964)の作品集。
ラリオーノフはゴンチャロワやマレーヴィチらと共にアヴァンギャルド運動の初期の流れを形作った芸術家。
20世紀初頭のロシアでは西欧のモダニズムが次々と流入し、新しいムーブメントを起こさんと様々な芸術家グループが乱立した。
ラリオノフは中でも「ダイヤのジャック」派に参加していたが、セザンヌを模範とし、ミュンヘンの芸術家との繋がりを重要視するグループの方向性に対立するようになり、ゴンチャロワと共に脱退する(ゴンチャロワは生涯の伴侶となった)。
その後は「ロバのしっぽ」というグループを発足し、ロシア固有のイデーとプリミティヴな世界を志向するようになる。
セザンヌのような後期印象主義の画風から、ラリオーノフ自身が提唱したレイヨニスム(光線主義)と呼ばれる抽象画まで、時間を経る中で自在にそのスタイルを変貌させてきた。
ハードカバー、大型本
175ページ、247×330mm(横×縦)
言語:ロシア語
出版:アウロラ
刊行年:1998年
本商品はロシアより直輸入しているため、輸送の際に書籍に小さな傷等がつく場合がございます。あらかじめご了承くださいませ
ご入金確認後1〜3営業日以内にヤマト運輸で発送いたします。
発送が完了しましたらメールにて通知いたします。
ご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。