





カレル・ヴァニュラ(1937〜2018)はチェコの画家、ガラス工芸家。チェコ北部のリベレツ州にあるジェレズニー・ブロトの応用芸術ガラス工芸学校とプラハの美術工芸アカデミーで学ぶ。1960年代末にはチェコスロバキアの芸術界で将来有望な若手として注目され、絵画、アッサンブラージュ、ガラスのオブジェ、レリーフ、装飾デザインなどあらゆる分野で活躍した。ヴァニュラは独自の技法を確立し、その時代の流行や様式にとらわれることなく、自身の感性と想像力のみで作品を創り出した。初期は人体の内部をモチーフとした有機的な抽象画を描き、1980年代以降には金属製のフレームをカンバスに見立て、ワイヤーとガラス細工を組み合わせたオブジェなどを制作している。2002年までプラハの大きな美術大学であるAcademy of Arts, Architecture and Design in Prague(通称UMPRUM)で教鞭をとり、教育者として後進に大きな影響を与えた。本書ではヴァニュラの主要作品を豊富な図版で紹介し、キャリアの全体を見通せる構成となっている。
ハードカバー
141ページ、235×300mm(横×縦)
言語:チェコ語
刊行年:2020年
出版:Studio JB
本商品はチェコより直輸入しているため、輸送の際に書籍に小さな傷等がつく場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。
ご入金確認後1〜3営業日以内にヤマト運輸で発送いたします。
発送が完了しましたらメールにて通知いたします。
ご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせください