







本書は、グスタフ・クリムトの女性像を中心に紹介した豪華な画集である。クリムトは19世紀末から20世紀初頭のウィーンを代表する画家であり、象徴主義とモダニズムの重要な橋渡し役であった。本書では、セレーナ・レーデラ(1899年)、ゲルタ・フェルゼヴァニ(1902年)、アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I(1907年)、メーダ・プリマヴェージ(1913年)、エリザベート・レーデラ(1914~16年)、リア・ムンクの肖像 III(1917年)といったクリムトの代表的な肖像画を取り上げている。またクリムト自身による下絵も掲載されている。初期の幻想的な作風から金箔を多用したいわゆる「黄金時代」から、フォーヴィズムに影響を受けた色彩豊かな作風まで、クリムトのスタイルの変遷をたどる。そしてヨーゼフ・ホフマンやコロマン・モーザーなど、ウィーン工房の中心的人物たちのデザインも紹介。クリムトの絵画とファッション、テキスタイルデザインの関連性から、現代のポピュラーカルチャーへの影響まで、時代とジャンルを超えたクリムトの芸術を包括的に振り返る。
ハードカバー
320ページ、235×285mm(横×縦)
言語:英語
刊行年:2016年
出版:Prestel
状態:新品
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