




ハプスブルク家出身の神聖ローマ皇帝・マクシミリアン一世の生涯と業績を豊富な図版と共に紹介する豪華な歴史書。マクシミリアン一世生誕550周年を記念して刊行された。マクシミリアン一世は、中世から近世への変革期における君主で、チロル地方に深い愛着を持つ領主でもあり、オーストリア領土を統合する国家形成者であり、超国家的な皇帝であった。彼は「最後の騎士」と呼ばれることもあるが、人文主義者でもあり、科学や芸術を支援し、ルネサンスの君主でもあった。また、自らを巧みに演出することでその権威を高めようとした。本書では、彼を四つの視点から考察し、時代背景や政治的・文化的・社会的な影響力について詳しく解説している。
ハードカバー
215ページ、214×254mm(横×縦)
言語:ドイツ語、イタリア語、英語
刊行年:2018年
出版:HAYMON
状態:B
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