同時代人を鋭く見つめ、近代生活を描く画家として名高いエドガー・ドガ（1834〜1917）。彼は印象派の仲間とは一線を画し、アングルやドラクロワなど古典派の巨匠たちとも対話を深めていた。本書では、ドガの作品に見られるその二面性を探り、既知の作品にも新しい魅力を与えてくれる。ドガは、古典主義の伝統と印象派の革新性を見事に融合させ、古典的でありながらも実験的な手法を巧みに用いて、様々な傑作を生み出した。この創造的な融合は、ドガの作品の中でも肖像画や風景画、模写や歴史画などにおいて特に顕著である。本書は、約100点のドガの優れた作品を紹介し、当時の芸術界で生じた断絶と連続性を示しながら、ドガが古典派と印象派を融合させることで近代絵画に決定的な影響を与えたことを解説している。 ソフトカバー 300ページ、240×300mm（横×縦） 言語：ドイツ語 刊行年：2014年 出版：Staatliche Kunsthalle Karlsruhe 本商品はドイツより直輸入しているため、輸送の際に書籍に小さな傷等がつく場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。 ご入金確認後1〜3営業日以内にヤマト運輸で発送いたします。 発送が完了しましたらメールにて通知いたします。 ご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせください