





モネ、ルノワールなどのフランス印象派やゴーガンをはじめとするポスト印象派の画家は、20世紀初頭に欧米のコレクターに評価されただけでなく、日本にも早くから受容された。2022年に開館100周年を迎えたフォルクヴァンク美術館(ドイツ)では、創設者カール・エルンスト・オストハウス(1874〜1921)によるポスト印象派の優れたコレクションを公開する特別展が開かれ、同展には東京国立西洋美術館の基礎を築いた松方幸次郎コレクションの印象派の名画も並んだ。松方コレクションが日本国外で包括的に紹介されるのは、1950年代以降では初めてである。本カタログでは、約120点の作品を独自に編纂し、オストハウスと松方という二人のコレクターの重要性に迫る。ポール・セザンヌ、ポール・ゴーガン、エドゥアール・マネ、クロード・モネ、カミーユ・ピサロ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、オーギュスト・ロダンなどの絵画、素描、彫刻のほか、日本のアーティストの束芋と塩田千春による新作インスタレーション、松方・オストハウス旧蔵品から東アジア作品のセレクションが掲載されている。また、日本のベストセラー作家である村田沙耶香の短編小説が添えられている。
ハードカバー
376ページ、235×295mm(横×縦)
言語:ドイツ語、英語
刊行年:2022年
出版:Hatje Cantz
図版:300点
状態:新品
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