




本書は、2021年10月から2022年3月にかけてプリンス・エウシェン美術館で開催された「Expedition Art」展に併せて刊行されたカタログとなっている。「Expedition Art」展Swedish Polar Research Secretariat(スウェーデン極地探査事務局)が主催するアーティスト・プログラムに焦点を当てている。このプログラムは、1988/89年から開催されており、地質学、海洋生物学、気象学、気候学、持続可能性研究などの分野の研究者とともに、さまざまな芸術分野のアーティストが北極や南極への調査旅行に同行している。このプログラムにBigert & Bergström、Josef Bull、Dascha Esselius、Svenerik Jakobsson、Lars Lerin、Hanna Ljungh、Johan Petterson、Sigrid Sandströmといったスウェーデンの9人の現代アーティストが参加し、絵画、彫刻、フォトグラフィー、インスタレーション、ビデオアートなど多様なメディアで極地の情景や感動を表現している。極地の気候、自然、文化、野生動物と人類の関わり方について、それぞれのアーティストが極地での体験をもとに、独自の視点で捉えた作品が展示されており、ひとりひとりの考えを促す力強いメッセージが込められている。
ハードカバー
177ページ、270×260mm(横×縦)
言語:スウェーデン語
刊行年:2022年
出版:Prins Eugens Waldemarsudde
状態:新品
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