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Colour Mania (Victoria and Albert Museum)

9,800円

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1907年、リュミエール兄弟によって実用化された革命的なカラー写真技法「オートクローム」が登場した。フランスの写真家アルベール・ロンド(1858〜1917)は、「これ(オートクローム)に触れた者はもう他のことをやりたくなくなるだろう」と語った。この技法は瞬く間に広まり、アメリカのピクトリアリスト、アルフレッド・スティーグリッツも「やがて世界は色彩に狂うだろう」と予言した。しかし、その繊細さゆえに、オートクロームの作品は展示が極めて難しいとされる。「カラー・マニア」(色狂い)と題された本書は、英ヴィクトリア&アルバート博物館所蔵のコレクションから、20世紀初頭の写真家たちを魅了したオートクロームが見せる繊細で幻想的な世界を紹介する。本書の冒頭では、カラー写真技術の発展におけるオートクロームの受容、応用、そしてその後の技術への影響を検討する。続いて「肖像」「庭園」「静物」「旅行」という4つのテーマに大別し、アルヴィン・ラングドン・コバーンやヘレン・メッシンジャー・マードックなど、オートクロームを用いた7人の写真家の生涯と作品に焦点を当てる。最後に、歴史的に重要でありながら繊細で脆いオートクローム作品の保存における課題も取り上げる。本書は、カラー写真が世界に初めて登場した時代へと読者を誘い、私たちが当たり前と捉えている「世界を色で撮る」ことへの新鮮な驚きと感動を呼び起こす。 【詳細】 ハードカバー / 240ページ / 245×295mm(横×縦) / 言語:英語 / 刊行年:2022年 / 出版:Thames&Hudson / 図版:352点 / ISBN:9780500480762 / 状態:新品 【出版社ページ】 ※外部サイトにリンクします https://thamesandhudson.com/colour-mania-photographing-the-world-in-autochrome-9780500480762 【お届けについて】 ご入金確認後3営業日以内にヤマト運輸で発送いたします。営業日15:00までのご注文は最短当日での発送が可能です。土日祝日は発送をお休みさせていただいております。 北海道や沖縄、その他の離島地域にはご指定の日時にお届けできない場合がございます。 発送が完了しましたらメールにて通知いたします。 【注意事項】 弊店でお取り扱いしている書籍は海外より直輸入しているため、輸送の際に微小な傷や角潰れが発生する場合がございます。あらかじめご了承ください。 ご注文後のキャンセルは原則不可とさせていただいております。 お客様都合(イメージとの相違、注文を間違えた等)による返品はご遠慮いただいております。特別な事情がございましたら弊店までお問い合わせください。なお返品にかかる送料はお客様ご負担となります。 お届けした商品が注文内容と異なる、または書籍に著しい破損やページの破れ、落丁・乱丁等がある場合は、弊店責任となります。返品・交換にかかる送料は弊店が負担いたします。 書籍の詳細(図版の点数や大きさ、特定の作品の収録の有無など)について、ご質問があればお気軽にお問い合わせください。

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