{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/12

Anselm Kiefer: Palazzo Ducale Venice

残り3点

7,450円

送料についてはこちら

アンゼルム・キーファー(1945〜)はドイツの現代美術家。1970年代末から80年代にかけて興った「新表現主義」の代表的なアーティストである。1969年、ヨーロッパ各地でナチ式敬礼をする自身を撮影した写真シリーズ「占拠」を発表。ナチス・ドイツの忌まわしい歴史を正面から炙り出したこの作品は当時物議を醸し出した。1980年代以降は、縦横3メートル近くある巨大なカンヴァスに藁などの植物を固着させた絵画シリーズを展開。本棚に鉛で出来た本を収めた彫刻といった、素材の物質性に着目した作品を制作している。現在は南仏のバルジャクに200エーカーの広さを誇る広大なアトリエを構え、敷地全体が作品制作の場であり展示空間にもなっている。2024年にはヴィム・ヴェンダース監督によるドキュメンタリー映画『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』が公開。 本書はキーファーが、ヴェネツィア建都1600周年を記念して、ドゥカーレ宮殿内に制作したインスタレーションに関する記録と考察をまとめた一冊である。ティントレット、アンドレア・ヴィチェンティーノ、パルマ・イル・ジョーヴァネなど、ルネサンス期の壮大な歴史画が並ぶ空間に、キーファーは人文主義的価値に根ざした絵画による対話を試みた。作品のタイトル《These writings, when burned, will finally cast a little light》は、ヴェネツィアの哲学者アンドレア・エモの言葉に由来する。歴史と記憶、言語と沈黙のあいだに揺れるキーファー作品の核心を象徴している。エッセイでは、ヤンネ・シレン、ガブリエラ・ベッリ、ハンス・ウルリッヒ・オブリストらによる哲学的・美術史的視点からの論考を収録。歴史と神話、破壊と再生、崇高と儚さが交錯するキーファーの壮大な絵画的試みを、多面的に読み解く。 【詳細】 ハードカバー / 184ページ / 245×295mm(横×縦) / 言語:英語 / 刊行年:2022年 / 出版:Marsilio Arte / 図版:100点 / ISBN:9791254630365 / 状態:新品 【お届けについて】 ご入金確認後3営業日以内にヤマト運輸で発送いたします。営業日15:00までのご注文は最短当日での発送が可能です。土日祝日は発送をお休みさせていただいております。 北海道や沖縄、その他の離島地域にはご指定の日時にお届けできない場合がございます。 発送が完了しましたらメールにて通知いたします。 【注意事項】 弊店でお取り扱いしている書籍は海外より直輸入しているため、輸送の際に微小な傷や角潰れが発生する場合がございます。あらかじめご了承ください。 ご注文後のキャンセルは原則不可とさせていただいております。 お客様都合(イメージとの相違、注文を間違えた等)による返品はご遠慮いただいております。特別な事情がございましたら弊店までお問い合わせください。なお返品にかかる送料はお客様ご負担となります。 お届けした商品が注文内容と異なる、または書籍に著しい破損やページの破れ、落丁・乱丁等がある場合は、弊店責任となります。返品・交換にかかる送料は弊店が負担いたします。 書籍の詳細(図版の点数や大きさ、特定の作品の収録の有無など)について、ご質問があればお気軽にお問い合わせください。

セール中のアイテム