マリー・アントワネット(1755〜1793)は、14歳でフランスに嫁ぎ、18歳で王妃となり、革命によって37歳で処刑されたブルボン朝最後の王妃。その名は今なお圧倒的なブランドであり、絵画、ファッション、映画、サブカルチャーに至るまで、幅広い領域に影響を与え続けている。
本書は、2025年9月から2026年3月にかけてV&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)で開催された展覧会『Marie Antoinette Style』の公式カタログ。V&Aのキュレーター、サラ・グラントが編者を務め、マノロ・ブラニク、ソフィア・コッポラ、アントニア・フレイザーが序文を寄せている。
前半は、マリー・アントワネット自身の生涯と装いの復元。過ごした居室、身にまとった香水、彼女が広めた流行、フランス宮廷の込み入った作法。同時代の証言や室内装飾、書簡、肖像画にくわえ、わずかに残された遺品(靴、扇、ドレスの布片)を手がかりに、実在した一人の女性としての輪郭を追う。
後半は、1793年以降の影響史。19世紀の仮装舞踏会、アール・デコの挿絵、ジョン・ガリアーノがディオールで手がけたオートクチュール、ソフィア・コッポラの映画に至るまで、装飾芸術、ファッション、映画の各領域で繰り返し呼び出されてきたマリー・アントワネット像がたどられる。V&Aの展覧会自体も、彼女の様式が250年以上にわたってどのように再解釈されてきたかを主題としている。
歴史に実在した一人の王妃と、250年の中で作り上げられてきた「マリー・アントワネット」像が一冊の中に同居する、特別な展覧会カタログ。
【詳細】
ハードカバー / 304ページ / 272×280mm(横×縦) / 言語:英語 / 刊行年:2025年 / 出版:Victoria & Albert Museum / 図版:約220点 / ISBN: 9781838510541 / 状態:新品
【展覧会】
「Marie Antoinette Style」
2025年9月20日〜2026年3月22日
V&A サウス・ケンジントン(イギリス)
https://www.vam.ac.uk/exhibitions/marie-antoinette?utm_source=chatgpt.com
【巡回展】
「マリー・アントワネット・スタイル」
2026年8月1日〜11月23日
横浜美術館(日本)
https://yokohama.art.museum/exhibition/202608_marie2026/?utm_source=chatgpt.com
横浜美術館は、このV&A企画展の世界巡回における最初の会場であり、日本国内では唯一の開催地です。
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