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Sanne Peper - Slowtime, Alabama

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サンネ・ペパー(Sanne Peper、1963〜)は、ハールレム生まれ、アムステルダムを拠点に活動するオランダの写真家・作家。本書は、彼女が長年取り組んできたアメリカ南部、いわゆるディープ・サウスを主題とする写真集である。 きっかけのひとつとなったのは、アラバマ州南部で出会ったアウトサイダー・アーティスト、ブッチ・アンソニーだった。彼とその周囲には、年齢、階級、人種、政治的立場の異なる人々が集まり、それぞれ大きな違いを抱えながらも、ある種の折り合いをつけて暮らしていた。ペパーはその場所に何度も通い、撮影を続けながら、自分が体験したことや、人々から聞いた話を書きためていった。 本書の半分は写真で、もう半分はテクストで構成される。善と悪、人間のありよう、ジェレマイア・デイと名乗る「オルタナ右翼のシマリス」、そして「他者」への恐れ。現実に起きたことと創作を混ぜ合わせながら、ペパーは一種のおとぎ話として物語を組み立てている。出版社も本書を、フィクションとノンフィクションが交差する「非常に長い短編」と説明している。 本書の出発点に「写真だけでは伝えられないものがある」という考えがある。ペパー自身、「写真にするより、言葉で語ったほうがいいこともある。その土地がもつ不思議な魅力というのは、視覚に頼るより想像してもらうほうがいい」と記しており、写真家でありながら「書く」ことを積極的に選択した。そこには、部外者である自分がこの土地をどう語るのか、という迷いも含まれている。 グラフィックデザインでは、ジェームズ・エイジーとウォーカー・エヴァンスによる『Let Us Now Praise Famous Men』を大きな参照点とし、ロイ・デカラヴァとラングストン・ヒューズの『The Sweet Flypaper of Life』、クロード・ロワとポール・ストランドの『La France de Profil』からも影響を受けている。テクストと写真を主従なく並べる本として設計されている点も、本書の大きな特徴である。 写真集であり、中編の小説でもある。写真に写った風景の向こうには、そこで暮らす人々の記憶や語りが残っている。ディープ・サウスを歩き、撮り、語りを聞いた時間が、写真と言葉の積層となり、豊かな地層を形成している。そのような一冊である。 【詳細】 ハードカバー / 214ページ / 190×250mm(横×縦) / 言語:英語 / 出版:Fw: Books / 図版:カラー・モノクロ / ISBN: 9789083345925 / 状態:新品 【お届けについて】 ご入金確認後3営業日以内にヤマト運輸で発送いたします。営業日15:00までのご注文は最短当日での発送が可能です。土日祝日は発送をお休みさせていただいております。 北海道や沖縄、その他の離島地域にはご指定の日時にお届けできない場合がございます。 発送が完了しましたらメールにて通知いたします。 【注意事項】 弊店でお取り扱いしている書籍は海外より直輸入しているため、輸送の際に微小な傷や角潰れが発生する場合がございます。あらかじめご了承ください。 ご注文後のキャンセルは原則不可とさせていただいております。 お客様都合(イメージとの相違、注文を間違えた等)による返品はご遠慮いただいております。特別な事情がございましたら弊店までお問い合わせください。なお返品にかかる送料はお客様ご負担となります。 お届けした商品が注文内容と異なる、または書籍に著しい破損やページの破れ、落丁・乱丁等がある場合は、弊店責任となります。返品・交換にかかる送料は弊店が負担いたします。 書籍の詳細(図版の点数や大きさ、特定の作品の収録の有無など)について、ご質問があればお気軽にお問い合わせください。

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