
【7/25〜8/1】今週の新入荷書籍
今週ショップに追加した新入荷の書籍をピックアップしてご紹介します。

Soviet Space Dogs
¥4,950(税込)
本書は、初期のソビエトの宇宙開発の成功に寄与した犬たちに捧げられたものである。かつてはモスクワの街を漂う野良犬であったが、小さく、頑丈で、落ち着きがあり、厳しい宇宙飛行の準備に耐えうるなど、宇宙に向かうための条件を満たしていた。そして宇宙犬はとてもフォトジェニックな存在でもあった。1957年11月3日には、ライカという名の犬が地球の生物として初めて宇宙に旅立ち、一夜にして世界的な名声を得た。しかし、ライカは打ち上げの数時間後に死亡し、この宇宙犬は愛国的犠牲の象徴として祭り上げられた。その後任務を負った宇宙犬のベルカとストレルカは、無事地球に帰還した最初の動物となり、児童向けの本やアニメで描かれるようになった。ソビエト連邦全体で、宇宙犬のイメージは広く用いられ、タバコのパッケージやお菓子の缶、バッジ、切手、絵葉書など、日常の製品の主役を飾っている。本書は、これらの製品を通して、平凡であったが伝説となったソビエトの宇宙犬たちの感動的な物語を綴っている。

CCCP Undergraund: Metro Stations of the Soviet Era
¥4,950(税込)
ドイツのフォトグラファー、フランク・ハーフォート(Frank Herfort)の作品集。ハーフォートは、2014年から2020年にかけて、19の都市を巡り770のメトロ駅を撮影した。ブロンズの戦士像、槌と鎌を持つ巨大な彫刻、セラミック製または金属製の宇宙飛行士のレリーフ、社会主義を讃えるモザイク画…。旧ソビエト時代に建造されたメトロ駅に身を置けば、まるで時間が停止したかのような錯覚を覚えるだろう。本書は、荘厳な建築と絢爛な装飾が目を惹く旧ソビエトのメトロ駅の魅力を伝える、驚きに満ちた一冊となっている。


Soviet Bus Stops & Soviet Bus Stops Volume II
各冊¥4,950(税込)
カナダのフォトグラファー、クリストファー・ハーウィグ(Christopher Herwig)の作品集。カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、ウクライナ、モルドバ、アルメニア、アブハジア、ジョージア、リトアニア、ラトビア、エストニア、ベラルーシを旅し、旧ソ連時代に建設された複雑で奇妙なデザインのバス停を撮影し続けた。社会主義時代におけるブルータリズムの残滓ともいえるバス停は、そのデザイン性も含めて、もはや特異なモニュメントである。本書では旧ソビエトのユニークなバス停を豊富なフルカラー図版で紹介。
Soviet Bus Stops
https://iskusstvo-jp.com/items/64c7c9a200e8ad002e3fda30
Soviet Bus Stops Volume II
https://iskusstvo-jp.com/items/64c7ca0a2358c6002d213a9d

Soviet Metro Stations
¥4,950(税込)
カナダのフォトグラファー、クリストファー・ハーウィグは、ベストセラーとなった「Soviet Bus Stops」のプロジェクトを終えた後、旧ソビエトの巨大な地下世界を探検した。「Soviet Metro Stations」は旧ソビエト連邦の地下鉄駅(メトロ)を撮影したシリーズで、巨大なシャンデリアと荘厳な大理石が目を惹く豪華な駅や無機質なコンクリートで覆われたミニマリズムかつ未来的な駅など、その多様な建築を写している。モザイク画、レリーフ、長大なエスカレーターにも目を向け、ユニークで鮮やかな旧ソビエトのメトロの世界を探求する。

Dior in Bloom
¥16,800(税込)
本書「Dior in Bloom」ではクリスチャン・ディオールと花々との情熱的な関係が描き出されている。ディオールにとって、花々は無限のインスピレーション源であり、ノルマンディでもプロバンスでも、庭園は常に安らぎの場所であった。ディオールの持つその情熱は、後継者に受け継がれ、メゾンの創造性に大きな影響を与えている。現在のディオールのウィメンズとメンズのコレクションにおいても花々は表現され、ディオールのジュエリーや香水でも鮮やかに描かれている。本書では、イギリスのトップフォトグラファー、ニック・ナイトによる壮麗なバラのポートレートに加え、花々に関連したルックを特集。また、ディオールと彼が愛した庭園に焦点を当て、未発表の資料なども掲載。そして巻末ではディオールのフレグランスが年代順にまとめられ、香水瓶のデザインの変遷を視覚的に探求することができる。全てのセクションが美しい写真と共に展開され、読者を引き込む、心躍る魅惑的な一冊となっている。