ルノワールにとって重要な主題である裸婦画をテーマとした非常に美しいカタログ。本書ではルノワールの生涯を追いながら、影響を受けたロココなどの古典絵画、マネやドガ、セザンヌなど同時代の画家との関係性、そして後世に与えた影響まで、様々なアプローチでルノワールの裸婦画の魅力に迫る。また”Renoir's Tactile Gaze"と題された章では男性的な視線によって描かれた裸婦画をフェミニズム的な観点から批評・分析している。そしてアメリカの画家リサ・ユスカヴァーゲ(1962〜)とのインタビューでは現代のアートシーンにおけるルノワールの影響についても考察を広げている。本書は現代的な視点も交えながらルノワールの作品のみならず「裸婦画」というジャンルそのものの意義についても問いかけている。
ハードカバー、
264ページ、229×273mm(横×縦)
言語:英語
刊行年:2019年
出版:Yale University Press
状態:新品
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