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Helene Schjerfbeck

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ヘレン・シャルフベック(1862〜1946)はフィンランドを代表する画家の一人。ロシア帝国の占領下にあったヘルシンキに生まれる。11歳で絵の才能を見初められ、素描学校や画塾で本格的に絵画を学ぶ。1880年代にはパリに滞在し、作品がサロンに入選するなど着実に画家としてのキャリアを築き上げていた。欧州各地を訪れ、オールドマスターたちの作品を模写している。フィンランドに戻った後は素描学校で教鞭を執りながら画業を続けていたが、健康状態の悪化により、その両方が立ち行かなくなる。1910年代までフィンランドの田舎で高齢の母親と暮らしながら、しばらく作品を描き溜めていた。彼女はいわば「忘れられた画家」だったが、ヨースタ・ステンマンとエイナル・ロイターの二人の美術商との出会いにより転機が訪れる。若い美術商の協力によりヘルシンキで開催された個展は大きな成功を収め、シャルフベックは一躍大きな注目を浴びるようになる。作風の変化が著しく、1900年代以降の作品では単純化されたフォルムと純粋な色彩による軽やかな肖像画が特に目を惹く。 本書は2019年にロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(ロンドン)で開催されたヘレン・シャルフベック展のカタログ。1890年代に彼女がロンドンでの展示を行って以来、イギリスでのシャルフベックの展示はこれが初であるという。本書では肖像画、風景画、静物画など、シャルフベックの絵画・ドローイングを70点を掲載。また、テキストではシャルフベックの技法や社会的・文化的背景についての考察を展開している。若年期から老年期に至るまでの一連の自画像を通じ、シャルフベックの自己イメージの表現方法を明らかにしている。そして、フランシス・ベーコン、ルシアン・フロイド、フランク・アウエルバッハといった後世の芸術家への影響についても言及されている。 【詳細】 ハードカバー / 168ページ / 230×270mm(横×縦) / 言語:英語 / 刊行年:2019年 / 出版:Royal Academy of Arts / 図版:120点 / ISBN: 9781912520039 / 状態:新品 【お届けについて】 ご入金確認後3営業日以内にヤマト運輸で発送いたします。営業日15:00までのご注文は最短当日での発送が可能です。土日祝日は発送をお休みさせていただいております。 北海道や沖縄、その他の離島地域にはご指定の日時にお届けできない場合がございます。 発送が完了しましたらメールにて通知いたします。 【注意事項】 弊店でお取り扱いしている書籍は海外より直輸入しているため、輸送の際に微小な傷や角潰れが発生する場合がございます。あらかじめご了承ください。 ご注文後のキャンセルは原則不可とさせていただいております。 お客様都合(イメージとの相違、注文を間違えた等)による返品はご遠慮いただいております。特別な事情がございましたら弊店までお問い合わせください。なお返品にかかる送料はお客様ご負担となります。 お届けした商品が注文内容と異なる、または書籍に著しい破損やページの破れ、落丁・乱丁等がある場合は、弊店責任となります。返品・交換にかかる送料は弊店が負担いたします。 書籍の詳細(図版の点数や大きさ、特定の作品の収録の有無など)について、ご質問があればお気軽にお問い合わせください。

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