
【3/20〜3/27】今週の新入荷書籍
今週新入荷の書籍をピックアップしてご紹介します。
「近代絵画の闘争:ミロシュ・イラーネク作品集」
チェコの印象主義画家ミロシュ・イラーネェク(1875〜1911)の生涯と作品を紹介するモノグラフ。36歳で夭逝するも、チェコの近代絵画に大きく貢献した画家です。本書はイラーネェクの代表作をはじめとする図版も多数収録されており、チェコの近代美術史における彼の重要性と魅力を学ぶことができる、希少な一冊となっています。
「František Kupka: Mentis oculis」
抽象絵画・非具象絵画の最初期の人物として20世紀の美術史に大きな爪痕を残したチェコ出身の画家フランティセック・クプカの研究書。全編チェコ語で書かれています。クプカの色彩、形態、精神に関わる理論的枠組みについて詳細に解説されています。
「Facing the Modern: The Portrait in Vienna 1900」
2013年にロンドンのナショナル・ギャラリーで開催された「Facing the Modern The portrait in Vienna 1900」展のカタログです。クリムト、シーレ、ココシュカの他、アーノルド・シェーンベルクやブロンシア・コラー=ピネル、イジドール・カウフマンなど、あまり認知されていない女性画家、ユダヤ人画家も紹介されています。現在東京で開催中のエゴン・シーレ展とも併せて鑑賞していただきたい一冊です。
「絵画の革命:プッサンからモネまで」
2015年にドイツのアルプ美術館とブセリウス芸術フォーラムで開催された、フランスの絵画の革命的な変化を紹介する展覧会の図録です。バロック時代のニコラ・プッサンから印象派のモネまで、フランス絵画がヨーロッパに与えた影響と革新を見ることができます。ドイツ語。
「Degas - Classicism and Experiment」
古典派と印象派を折衷的に取り入れ、独自の画風を確立した画家エドガー・ドガの画集です。ドガの中で重要なモチーフとなっているバレエやオペラ座を描いた作品などをはじめ、約100点の図版を掲載。こちらもドイツ語の書籍です。
その他再入荷のアートブックなど、多数入荷しています。
こちらもぜひご覧ください。